山路天酬法話ブログ
今月の金運宝珠護摩
令和6年11月15日
あさか大師では、11月17日(日)午前11時半より〈金運宝珠護摩〉を奉修します。また、ご参詣の皆様には全員、〈金運銭〉を差し上げます(写真)。
当日は如意宝珠のパワーを堂内に遍満させ、皆様の金運を高めます。お金は自分自身の分身です。自分を証明するものです。金運の神様に好かれ、お金に好かれる生き方ができるよう、皆様の背中を後押しします。
当日の護摩木はお早めにお書きください。そして姿勢を正し、心を正して、お護摩の開始を待ちましょう。本堂に入ったその時から、祈りが始まります。このお護摩にお参りして一心に祈れば、必ず何かがおこります。
お護摩のパワー「大師浄塩」
令和6年11月13日
あさか大師ではお護摩のパワー「大師浄塩(一袋500円)」をおすすめしています(写真)。
このお塩はメキシコのエル・ビスカルノ湾で、2年もの時間をかけて天日干しをした自然塩です。エル・ビスカルノ湾はクジラが出産と子育てのために集まる美しい海で、世界自然遺産にも登録されています。
このお塩をお護摩によってご祈願しました。小皿に盛って、玄間・寝室・トイレ・リビング等に置くとその場の空気が変わるので、「幸せの大師浄塩」とも呼ばれます。寝室に置くと、よく眠れるようです。もちろん、お料理にもお使いください。
遠方の皆様には郵送(二袋以上・送料別)もいたします。ホームページの「お問い合わせ」からご連絡ください。
11月の伝道法語
令和6年11月9日
11月の伝道法語です。
人の悲しみを共に悲しむことは自然であり、容易にできることです。自分もまた同じ悲しみを背負うこともあるからでしょう。
しかし、人の喜びを共に喜ぶことは容易ではありません。人間のあらゆる感情の中で、〈ねたみ〉ほど厄介なものはないからです。
だから、人の喜びを共に喜べる人は、本当に豊かな人です。なぜなら、共に喜ぶことで、自分もまた新たな喜びを呼べるからです。しかも、それは足し算ではなく、掛け算で呼ぶこともあるのです。
「ねたみを制する人は人生を制する」ものと、肝に銘じましょう。
11月の強運ランキング
令和6年11月6日
11月7日から12月6日までが、暦法での11月です。強運ランキングは一位が三碧木星、二位が六白金星、三位が七赤金星となります。五黄土星が中宮なので、暗剣殺と五黄殺はありません。西南が月破となり、注意を要します(写真)。
三碧の人は東に回座し、心機一転の新しい出発点に立ちました。計画の優先順位を確認し、力強い飛躍を遂げましょう。あせらずに、あわてずに、急がずに、じっくりと進むことが大切です。
六白の人は北西に回座し、これまでの努力が実って成果を得る象意です。持ち前の知性を発揮して、前進しましょう。また、目上や上司への配慮がカギとなります。礼節を怠ってはなりません。
七赤の人は西に回座し、喜びや楽しみの多い月となりましょう。人脈も増えて多忙になりますが、散財には注意が必要です。また、うまい話が舞い込んで来ても、充分な警戒が必要です。
そのほかの人は、ホームページの「今月の運勢」をご覧ください。衰運の方は身辺の整理や準備を心がけ、時を待ちましょう。
光明真言の霊呪
令和6年11月3日
あさか大師では昨日と今日、総回向(先祖供養)法要を勤修しました。僧侶の方もご信徒の方もいっしょに読経し、堂内に光明真言の霊呪が遍満しました。
この法要は単なるご回向ではなく、「人生を変える先祖供養」を目ざしています。その主旨は、
①人生のルーツである父母の両家を共に供養すること。
②お導師の密教行法と自分の祈りを融合させること。
③総回向によってその功徳をお大師さまに供えること。
の三点となります。あさか大師には檀家制度はありません。入退も自由です。月に2000円で、父母両家(夫婦は四家)の先祖代々(直系)、先亡(傍系)、水子のすべてを供養することができます。
また、お寺にお参りができなくても、郵便で全国から多くの方々が参加しています。関心のある方は、ホームページの「お問い合わせ」からご連絡ください。皆様のご参加を歓迎いたします。
仏様は何がお好きなのか
令和6年10月31日
では仏様はいったい、何がお好きなのでしょうか。仏様は神様とは違い、一切の執着がありません。したがって、何が欲しい、何をお供えしてほしいという次元ではないのです。
しかし、あえてお話をするなら、私たちが善いことをして、悪いことをしない生き方をすることをお喜びになるのだと言えましょう。つまり、功徳がお好きなのだと私は思っています。
その功徳を積む修行を六度といい、布施・持戒・忍辱(忍耐)・精進・禅定・智慧の六つの徳目で表します。そして、真言密教では布施には閼伽(水)を、持戒には塗香(身に塗るお香)を、忍辱には華鬘(花)を、精進には焼香を、禅定には飯食(ご飯)を、智慧には灯明をお供えして六度の修行をお誓いするのです(写真)。
その意味は、水はすべてに恵みを与えるので布施を、塗香を身に塗ると気持ちが引き締まるので持戒を、花は酷寒に耐えて咲くので忍辱を、焼香は最後までともるので精進を、ご飯をいただくと心身が落ち着くので禅定を、灯明が暗闇を照らすので智慧を、それぞれに表しています。
緑色のお供えはシキビです。日本には香木がありませんが、シキビの葉がお香のかおりを放つので、仏花としてこれを用います。これが「仏様は何がお好きなのか」のお答えです。
神様は何がお好きなのか
令和6年10月29日
お不動様や観音様のご宝前、また先祖の仏壇やお墓に、よくお酒が供えられています。しかし、これは神前にお酒を供える伝統が習合したのであって、本来の様式ではありません。特にお不動様はいかにもお酒が強そう(笑)なので、このような風習になったのでしょう。
しかし、神様にはお酒をお供えします。あさか大師では鎮宅霊符尊と八大龍王様にはお酒を含めて、八種類のお供えをしています。これを「八種供物」といい、お酒・聖水・お茶・餅(田菓子)・カヤの実(木菓子)・歓喜団(あんと漢方薬の菓子)・五穀(米)・塩をお供えしています(写真)。
これらはみな神様がお好きなものばかりですが、どんなお酒を供えるか、お茶はどのように供えるか、白米か五穀米かなどに口伝があります。若い時に伝授を受け、神具をそろえていた頃がなつかしく思い出されます。
サクラが咲いた!
令和6年10月26日
秋になっても暖かく、あさか大師の桜並木で、花開いたサクラを見つけました(写真)。
咲いてはみたものの、「あれー?」と思っているようです。季節の摂理が急変して、人も花も生活の見直しを迫られています。気温も海水温も上がり、農業も漁業も変貌しています。
米騒動は落ち着きましたが、物価の高騰は避けられません。今まで気軽に買っていた野菜も果物も、だんだん買えなくなりました。これからが、まだまだ大変です。
ついでながら、あさか大師では護摩木が一本200円、先祖供養が一ケ月2000円と、未だに値上げはしていません。ギリギリまで頑張りますから。
半鐘はなぜ打つのか
令和6年10月24日
あさか大師の本堂内に、半鐘が設置されました(写真)。
半鐘はお護摩やご回向開始の合図として打ちます。この大きな響きを聞くと、僧侶も参詣の皆様も姿勢を正し、気持ちを引き締めるものです。
半鐘の打ち方には「一通三下・三通三下
・終鐘」などがあります。〈一通〉とは大きく7打して後、しだいに早くしつつ35打します。〈三通〉はこれを3回繰り返します。〈三下〉とは一通、または三通した後、大きく3打して終わるという意味です。
つまり、三通三下は合計108打することになり、一〇八煩悩の眠りを覚ます意味であることは申すまでもありません。このほかにも法要の最後に打つ終鐘がありますが、今は省きます。
半鐘の音は「警鐘」でもありましょう。自らを戒める警告なのだと、私は思っています。いかが。
本日の金運宝珠護摩
令和6年10月20日
本日午前11時半より、〈金運宝珠護摩〉を奉修し(写真)、ご参詣の皆様には〈金運銭〉を授与しました。
ご参詣の皆様は、終始一心に祈りを捧げ、太鼓や錫杖に合わせて熱心に読経しました。お護摩はお大師様(如意宝珠)とお導師とご信徒の三つのパワーを融合させることが大切です。これを「三力」といい、祈りの中で最も重要な心得とされています。
そして皆様との祈りが融合した時、お護摩の浄炎は一段と輝きを増します。本日のお護摩は、そのすばらしい輝きを顕現させました。皆様の金運がさらに高まりますことを念じてやみません。