山路天酬法話ブログ

2月の金運宝珠護摩

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祈祷

令和7年2月14日

 

あさか大師では2月16日(日)午前11時半より、人気の金運宝珠護摩が奉修されます。お参りの方はお早めにお越しになり、護摩木のお申込みをなさってください。お護摩終了後には全員、山主のお加持を受けていただき、金運銭(写真)を差し上げます。

人はよくお金に対して偏見を持っています。よく、「お金は汚い」とか「お金を持っている人は悪い人だ」といったお話を聞きますが、これは間違いです。お金は汚いものでも、悪いものでもありません。それを扱う人に問題があるだけなのです。

お金は世の中に対して何を与えたかのはかりです。秤は誰に対しても平等です。この金運宝珠護摩は、世の中の人が何を望み、何を必要としているかを知り、それを与えられるよう祈るものです。

如意宝珠の絶大なパワーをいただき、金運増大を目ざしましょう。皆様のお越しをお待ちいたしております。

この世とあの世をつなぐ響き

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祈祷

令和7年2月12日

 

あさか大師では、祈祷の開始に法螺貝ほらがいを吹きます(写真)。その勁烈けいれつな響きに、初めての方は驚くかも知れません。

では、なぜ法螺貝を吹くのでしょうか。これは祈祷に先立って、驚きの音色を響かせ、心身を正すためです。いわゆる、気合を入れるという意味でしょう。どなた様でもこの響きを聞くと、必ず姿勢を正します。

しかし、教義の上ではさらに奥が深く、大日如来の説法を表示するとされます。特に深山霊谷にあっては、私も法螺貝の音色がそのように聞こえる体験をしました。実に、この世とあの世をつなぐ響きであるからです。

読経の響きも声明も、太鼓の響きも同じです。みな、魂に届く異色の共鳴を持っているからです。皆様も、そういう気持ちでお参りしてみてください。異次元との接点です。

星祭り大護摩供の熱祷

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祈願

令和7年2月9日

 

あさか大師では本日午後1時、恒例の星祭り大護摩供を勤修し、多くのご信徒が参集して熱祷を込めました(写真)。

七日間の前行を終えて、本日は皆様の当年星札とうねんじょうふだを開眼し、紙銭しせんを燃やして善星皆来・悪星退散を念じました。また、大護摩供終了の後はほし供曼荼羅くまんだらを説明し、全員で当年星真言をお唱えしました。

今年の無事息災をお祈りいたします。ご参集の皆様はお疲れさまでした。

星供曼荼羅

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祈願

令和7年2月8日

 

あさか大師では明日の午後1時より、恒例の〈星祭り大護摩供おおごまく〉を奉修します。私は星供曼荼羅ほしくまんだら(写真)に向かって、七日間の前行ぜんぎょうを修しました。明日が結願の大護摩供となります。

星供曼荼羅の中心には金輪きんりん仏頂尊ぶっちょうそんが描かれています。この金輪様から、あらゆる星の神様が湧出します。金輪様を囲んでいるのが、この星祭りでご祈願する当年星とうねんじょうです。また、金輪様の下に北斗七星が、その外に十二宮が、一番外に二十八宿が配置されています。

この星供曼荼羅は私が出版したお次第のため、京都の仏画家・兼島聖司先生が謹写したものです。これを複製したものが出版社より販売されていますので、多くの僧侶の方がこの原画を拝観するためにお越しになります。明日の大護摩供の後は拝観ができませんので、関心のある方はぜひお参りください。

先祖供養はなぜ大切なのか

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先祖供養

令和7年2月4日

 

あさか大師では2月1日(土)・2日(日)の午後1時より総回向法要(先祖供養)を挙行しました。寒い天気の中、大ぜいの皆様が集まり、僧侶と共に読経しました(写真)。

総回向法要のブログを公開しますと、全国からお問い合わせが寄せられます。〈墓じまい〉や〈檀家離れ〉が進む中、この「人生を変える先祖供養」に関心を持っている方がいかに多いかに驚きます。

私たちはタテには先祖から、ヨコには自分の前世から、その宿業しゅくごう(人生の足跡)を受け継いで生まれました。自分が一人だけで生きているわけではありません。親や祖父母がたどった足跡を遺伝子の中に受け継いで、この世を生きています。

その、この世はまた、あの世と一体のものです。あの世ははるか彼方にあるのではなく、この世と同時にあるからです。亡くなった人の気配を感じるのは、そのためです。そして、先祖供養が自分自身と同じように大切なのは、そのためです。

あさか大師の先祖供養は、人生のルーツである父母の両家にアプローチします。檀家制度はなく、入退も自由です。供養料も1ケ月2000円です。関心をお持ちの方は、ホームページの「お問い合わせ」からご送信ください。

今月の強運者

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九星気学

令和7年2月3日

 

本日より3月4日までが暦法での2月です。二黒土星が中宮し、東北が五黄殺、西南が暗剣殺・月破となり、注意する方位となります(写真・下が北、上が南となり、一般の地図とは逆になります)。

今月の強運者は一位が一白水星、二位が三碧木星、三位が九紫火星です。

一白の人は東南にあって運気好調です。信用が高まり、飛躍への好機に恵まれます。また、身辺のトラブルを解決する絶好のチャンスともなります。勉学へも意欲を注ぎましょう。

三碧の人は西北にあって、これまでの努力が実り、成果が得られます。目上や上司への気配りがポイントになりますので、よく留意しましょう。口論は慎むことです。

九紫の人は立春にふさわしく、新しいスタート台に立ちました。心機一転して発進しましょう。あわてずに腰をすえて、目標に向かうことです。

そのほかの人はホームページの「今月の運勢」をご覧ください。また、運気向上へのご相談は、「お問い合わせ」からご送信ください。

星祭りの荘厳

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祈願

令和7年2月2日

 

明日から開運星祭り大護摩供の前行に入ります。その荘厳しょうごんをお目にかけましょう(写真)。

神様にはご降臨いただくためのはたへいが必要なので、一番奥に白紙で立てました。その手前に紙銭を、中ほどにナツメを供えました。また、緑色はお茶、ロウソクを立てているのが交飯きょうぼん(あずき飯)です。星祭りの神様は光(ロウソク)やあずき飯を喜ばれます。

これに対して金輪きんりん様(星祭りの神様を統合する仏様)には白飯を供えます(一番手前の両端)。これらはお大師様より相承されたもので、厳格なルールがあります。私も著書の中で、そのことを伝えました。では、明日から前行に入ります。

あの世のお金?

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祈願

令和7年1月31日

 

中国や台湾の道教寺院に行くと、お参りの人たちがお金を供えているところを見ます。たとえば冥都銀行めいとぎんこう(あの世の銀行)が発行する100億円札(!)などがそれです(写真上)。

これは何を意味するのかといいますと、要するにこの世で犯した罪を、罰金を支払って帳消しにしてもらおうということなのです。つまり、この世の罪をお金でつぐない、苦しみを除いて寿命を延ばしてくださいという、神様との〝取り引き〟です。いかにも中国的な発想ですが、しかし、これは仏教では認めません。仏教ではあくまで、自分の罪は自分でつぐなわねばなりません

実は、開運星祭り大護摩供でも紙銭(白紙や銀紙で作った硬貨を連ねたもの)を供えます(写真下)。一年12ケ月と旧暦のうるう月(同じ月が2ケ月続く)を加えて13連で作られています。

ただし紙銭であるゆえに、私たちが執着を持たないという解釈をするところに、仏教的な意味があります。つまり、執着を持たないから、無欲でお供えするから神様が喜んでくださるということなのです。執着を持たねば、それだけ悟りに近づき、罪をつぐなうことができます。

あさか大師では本日、星祭りの壇を荘厳します。次回、紙銭やナツメを供えた荘厳を写真でお伝えしましょう。

不老長寿の仙菓

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祈願

令和7年1月28日

 

星祭りの神様には、不老長寿の仙菓である、ナツメをお供えします(写真)。

ナツメは中医学(漢方)では「大棗たいそう」といい、胃腸虚弱・食欲不振・貧血・不安などに薬効があります。つまり、血虚(血液の栄養が足りず、顔色がすぐれず、疲れやすい症状)の傾向がある方には特におすすめできる生薬です。

また、「一日にナツメを3粒食すれば、すなわち老いず」といわれるほどなので、私も常用しています。中国の火鍋(フォーゴー)や韓国の参鶏湯(サンゲタン)などに、ナツメが添えられるのも当然でしょう。

日本の家庭ではほとんど見かけませんが、皆様も不老長寿の仙菓をぜひお試しになってください。やや甘みがあって、おやつとしてもおいしいと思います。

続・あさか大師の星祭り札

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祈願

令和7年1月26日

 

2月9日(日)午後1時に奉修される「開運星祭り大護摩供」では、星祭り(当年星)札のほかに、八方除札・盗難除札・不浄除札・虫封じ札の四種類が開眼されます(写真)。

・八方除札とは家相・方災・動土・伐採の障りを除くお札です。

・盗難除札とは家屋・商店・会社内の盗難を除くお札です。

・不浄除札とはトイレ・浄化槽などの不浄を除くお札です。

・虫封じ札とは小児の夜泣き・かんの虫を除くお札です。

どのお札も私たちが生活するうえで、大切なものばかりです。特に現代の家屋は、理想の家相など求めようがありませんで、八方除札は大変に頼りになります。またキッチンと共に、トイレは大切な場所です。トイレを清掃し、美しくする人は、必ず神様に好かれ、開運します。その神様を敬うためにも不浄除札をお祀りいただきたいと思います。

これらのお札も、星祭り札と共にお申込みを受付けています。申込書をご希望の方は、ホームページの「お問い合わせ」からご送信ください。

山路天酬密教私塾

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