山路天酬法話ブログ
明日が「開運星祭り大護摩供」
令和6年2月10日
あさか大師では明日の午後1時より、「開運星祭り大護摩供」を奉修いたします。先日(2月6日ブログ)もお話をしましたが、星祭りは厄年や災難年の人も、盛運の人も共に今年の〈当年星〉を祈願して無事息災と開運成就を祈ります。そして、今年に配当する〈当年星〉のお札を一年間のお守りにいたします(写真)。
念のためにお話をいたしますが、九星気学の一白・二黒・三碧といった〈本命星〉は一生変わりません。しかし、この〈当年星〉は毎年、配当が変わります。昨年の〈当年星〉をお納めして、今年の〈当年星〉をお申込みいただきたいと思います。
お申込みはこれからでも、また明日以降でも間に合います。お財布やカバンの中に入れて持ち歩き、家を離れていてもしっかりとお守りいただきましょう。遠方の方はホームページの「お問い合わせ」からご送信ください。
〈八方除札〉のおすすめ
令和6年2月8日
「開運星祭り大護摩供」では〈八方除札〉がいっしょに開眼されます(下写真右から二番目)。また、そのほかにもトイレの〈不浄除札〉、盗難を除く〈盗難除札〉、小さなお子様の夜泣き・かんの虫を除く〈虫封札〉が開眼されます(下写真)。
現代の住宅事情では、理想の家相を求めることなど、ほとんど不可能です。したがって表鬼門(東北)や裏鬼門(西南)の障りを除く、祈願札や風水の知識が重要となることは申すまでもありません。玄関やトイレが表鬼門や裏鬼門に当たる家には、ぜひ〈八方除札〉を祀りましょう。また、「幸せの〈大師浄塩〉」(1月24日ブログ参照)も強い法験があります。
また、トイレの神さま(正式には烏枢沙摩明王さま)を大切にして、しっかり清掃をすることは開運の秘訣であり、盗難を防ぎ、小さなお子様を守ることは家内安全の鉄則です。「開運星祭り大護摩供」は2月11日午後1時より奉修されますが、当日を過ぎてもお申込みはいつでもできまです。ホームページの「お問い合せ」からご連絡ください。
「開運星祭り大護摩供」の開白
令和6年2月6日
あさか大師では昨日より、私の著書に基づく「開運星祭り大護摩供」の前行を開白(始めること)しました(写真)。星祭りは通常、節分に奉修しますが、あさか大師では月初めの総回向(先祖供養)法要があるため、二月第二日曜日の午後1時より結願の大護摩供を奉修しています。
「〈厄除〉と〈星祭り〉は何が違うのですか?」という質問をよく受けますが、答えは簡単です。〈厄除〉はもちろん、厄年(前厄・本厄・後厄)の人のみご祈願をするのですが、〈星祭り〉は盛運の人も衰運の人も共にご祈願をいたします。つまり、〈星祭り〉はご家族全員で、今年の無事息災と開運を祈るものだということです。
そもそも仏教は「よい時はよいなりによく、悪い時も悪いなりによく」という、とらわれのない〈空〉の教えです。つまり、占いを用いて、占いを超える教えなのです。厄年の人は災いを転じて役立つ〈役年〉に、盛運の人はさらに幸運な年を目ざしましょう。
星祭りのお申込みは今からでも間に合います。ホームページの「お問い合わせ」からご連絡ください。厄年の人も盛運の人も、共に豊かな一年をご祈願ください。当日のご参拝も歓迎いたします。
父母のルーツから人生を変える
令和6年2月5日
一昨日と昨日、あさか大師では月初めの総回向(先祖供養)法要がありました。節分・立春の日だけに、たくさんの皆様が新春の思いを込めて読経をしました(写真)。
この先祖供養はたんなる弔いではなく、父母のルーツを通じて自分の人生を変えることを目的にしています。先祖供養というと、ほとんどが父方ばかりを重視しますが、これでは片手落ちというほかはありません。特に男性にとって、母方の供養はきわめて大切です。
なぜなら、男性にとって、母親は人生で初めて出会った女性であり、その母親との関係が人生に大きく影響しているからです。同じように女性にとっては、父親との関係が(特に結婚に)大きく影響します。この事実をふまえて、あさか大師では父母の両家を、お導師の修法に融合して、毎日休みなく供養を続けます。
遠方でも通信で参加できますので、全国からお申込みがあります。ご希望の方はホームページの「お問い合せ」よりご送信ください。皆様の参加を歓迎いたします。
2月の強運ランキング
令和6年2月1日
2月4日~3月4日までが暦法での2月です。丙寅・五黄土星の月で、西南が月破(凶方)となります。五黄が中宮にあるので、暗剣殺はありません(写真)。
2月3日の節分は艮の邪鬼(牛のツノと虎のフンドシをした鬼)を祓う〈豆まき〉をしたり、恵方(今年は東北東)に向かって〈恵方巻き〉を食べ、無事息災を祈ります。そして、2月4日の立春から2月に入ります。また〈丙〉は誕生の兆し、〈寅〉は草木が地上に現れる(演る)が本来の意味であり、五黄はすべての根源を意味します。社会は新しい展開を迎えましょう。
2月の強運ランキングは一位が四緑木星、二位が六白金星、三位が九紫火星です。
四緑の人は調和と信用の座にあって、福運の月となります。特に実力が認められ、信用や人気が高まります。願いごとを成就させる好機といえましょう。また、難題やトラブルを解決するチャンスにもなるはずです。
六白の人は成果の月、つまり実りを得やすい月となります。運気にはずみを効かせて、飛躍を遂げましょう。特に目上や上司の引き立てにカギがあります。新しい分野への開拓にも期待がもてるはずです。
九紫の人はアイデアと知恵に恵まれます。才能を発揮する好機として、努力を惜しまずに進みましょう。ただ、家族や仲間との衝突には注意が必要です。和合第一と心得て、口論を慎むことです。
このほかの人はホームページの「今月の運勢」をご覧ください。暦をうまく使って、「よい時はよいなりによく、悪い時は悪いなりによく」する工夫が仏教の理と知りましょう。
「幸せホルモン」を増やす方法
令和6年1月28日
「幸せホルモン」のセロトニンを増やすには、太陽の光を浴びるのが一番です。特に日の出の輝きには、脳内環境を一変させる何かがあります。あさか大師での冬は正面より日の出がありますので、私は毎朝これを拝し、真言密教の特殊な日輪観を修しています(写真)。この後にお大師さまへのお勤めに入りますが、幸せでさわやかな気持ちになることは間違いありません。
セロトニンは闘争ホルモンのアドレナリン、恐怖ホルモンのノルアドレナリン、睡眠ホルモンのメラトニンなどを制御して、幸せな気持ちに導いてくれます。しかも太陽の光だけで増えるのですから、費用もかかりません。
このほか、ウォーキング・ストレッチ・スクワットなどの運動によって、またサプリメントまでも販売されていますが、太陽の光を浴びるのが最も簡単で誰にでもできる方法です。時間についてはいくつかの説がありますが、私は3分~5分ほどでよいと思っています。ぜひ試してみてください。
幸せな朝は、その一日を豊かにしてくれます。大日如来と日天の神さまから、幸せのパワーをいただきましょう。
幸せの「大師浄塩」
令和6年1月24日
お大師さまのお護摩でご祈願を込めた「大師浄塩」が人気です(下写真・一袋500円)。玄間の盛り塩として、トイレ・寝室・リビングのお清めとして、もちろん食用(2年天日塩)としてもお使いいただけます。
特によく眠れない方、移転してから体調がすぐれない方、部屋の雰囲気を変えたい方、妙な気配を感じる方など、ぜひお試しください。小皿にもって置くだけでよいのです(下写真)。皆様から「空気が変わります」と、よくお聞きします。太陽の光をじっくりと浴びた結晶塩だけに、強いエネルギーがあります。
〈幸せホルモン〉として知られるセロトニンは太陽の光を浴びると増加しますが、お護摩によってパワーが加われば、なおさらでしょう。この幸せの「大師浄塩」は、あさか大師の寺務所カウンターに置いています。遠方の方はホームページの「お問い合せ」からお申込みください(2袋以上)。郵便振込用紙をつけてお送りいたします。
如意宝珠の威光
令和6年1月21日
本日は雨天にもかかわらず、大勢の皆様が〈金運宝珠護摩〉にお参りし、如意宝珠の威光に随喜しました(写真)。
この金運宝珠護摩は、火中に如意宝珠を観想し、その先端より諸宝が湧出する観想をいたします。そして、その湧出した諸宝が、参詣者の皆様に感応するよう祈念しています。本日はその威光がことのほか強く、堂内に如意宝珠のパワーが遍満しました。
金運はただ単に、祈れば叶うというわけではありません。人が欲する何かを、人が喜ぶ何かを与えねば、お金は入りません。しかも、それは努力に加えた〈運〉の力、つまり、めぐり合わせのよさが必要になります。これは人の努力だけでは果たせません。この金運宝珠護摩は、その〈運〉を強めるために修しています。
私は、そのためにも功徳を積む心がけの必要性をお話しました。小さな親切、やさしい言葉といったあたたかい心がけが、実は大きな功徳を生みます。金運宝珠護摩に関心をよせるすべての皆様に、そんぽ功徳が及びますことを念じてやみません。
初大師の金運宝珠護摩
令和6年1月20日
あさか大師では明日、21日の初大師を兼ねて、年頭の金運宝珠護摩が奉修されます。お参りの皆様には全員、「金運銭」(写真)が授与され、多くの方々が不思議な霊験に浴しています。
現代はお金に対する偏見を除き、お金の本質を知り、お金に好かれる生活をすべきです。そのためにも、皆様の背中を押すパワーを与えるべく、この金運宝珠護摩を発願しました。金運は自己啓発やプラス思考だけでは容易に達成できません。このことを、どうかご理解いただきたいと思います。
お天気には恵まれない予報ですが、多くの皆様にお越しいただき、ご自身で初大師とお護摩の勝縁をいただきますよう、願ってやみません。
「一食布施」の義援金
令和6年1月17日
元旦から皆様に呼びかけておりました「一食布施」による能登半島大地震の義援金(124452円)を、石川県の被災地委員会に送金しました。「一食布施」とは一食分ほどの食費を施す運動で、あさか大師にお参りした方々にお願いしているものです(写真)。
人は何かを手に入れるために生きていますが、本当の喜びは与えることにあると仏教は説いています。これを〈布施〉ともいい、〈喜捨〉ともいいます。喜捨とは喜んで捨てるという意味ですが、捨てるとは、つまり与えることです。与えることに喜びを感じる時、人は得ること以上に心の充実を味わいます。この喜びを味わった時、その魂は一段と清まるのではないでしょうか。
まもなく大寒を迎え、被災地の皆様の困窮は察しても余りがあります。一日も早い復興をお祈りいたしますとともに、引き続き「一食布施」のご協賛をお願いしたいと思います。〈断捨離〉の理念は、家の中に限らず、私たちの心の中でこそ生かしたいものです。捨てることで得るものこそ、至上の宝です。