山路天酬法話ブログ

光明真言百万遍念誦

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令和6年3月12日

 

私は今、あさか大師の弟子僧とともに光明真言百万遍念誦ねんじゅ(お唱え)を発願ほつがんしています。光明真言は大日如来の万徳を二十三字に集めた曼荼羅(写真)で、滅罪生善・亡者回向に絶大な効験こうけんがあります。

参加している弟子僧は23名で、すでに昨年10月より開始しており、2月で350000遍を超えました。参加者はそれぞれに自宅で念誦し、月初めに前月の念誦数を報告していただき、その遍数を集計しています。私は毎日の朝の先祖供養(光明真言法のご回向)で108遍をお唱えしていますので、月に3000遍ほどですが、多い方では10000遍を超えています。いずれはご信徒の方々にも参加いただき、念誦の輪を拡げたいと願っています。

江戸時代に活躍した浄厳じょうごん和尚(東京湯島の霊雲寺開山)は、数々の霊験を残しました。和尚はお札や梵字を書き与えたご信徒に対し、光明真言の念誦を勧めました。その奇跡的なお話は尽きませんが、奇跡はおこるべくしておこるということなのです。微力ながら、私も光明真言の功徳を宣揚せんようしたいものと願ってやみません。

3月の伝道法語

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令和6年3月8日

 

3月の伝道法語です(写真)

ものの本質を語る言葉として、「香り」があります。例えば美術品を鑑定してニセモノと思った場合、「本物の香りがしない」などと言うではありませんか。

このことは人に対しても同じです。「高貴な香りが漂う」と思う人もいれば、「うさんくさい」と思う人もいます。それほどに、本質は香りとなって現れるのです。ちょっと怖いお話ですね。

花もまた誰の目に触れずとも、誰に誇ることもなく、心地よい香りを漂わせます。それは花が自然にしたがい、本分を守り、邪心がないからです。

人の徳もまた、香りとなって現れます。自分の本分を守り、邪心なく、親切で誠実な人は、徳となってその香りが漂います。香りほど本質を表すものはありません。

人生を変える先祖供養

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令和6年3月3日

 

昨日と本日、月初めの総回向(先祖供養)を挙行しました。僧侶の方々と共に、参拝の皆様もいっしょに読経し、光明真言の霊呪が堂内に遍満しました(下写真)。

いつもお話をしていますが、この先祖供養は戸籍の姓(多くは父方)ばかりではなく、父母の両家を同時に供養するところに特徴があります。つまり、ご自分のルーツをたどって人生を変えることを目的にしているのです。

また、お大師さまと直接に感応して、これを持続させる比類のない様式にも魅力があります(下写真)。さらに、お参りのできない遠方の方でも、気軽に参加が可能です。全国から参加される方が増えています。一ケ月2000円ですので、一日わずかな費用です。

ご希望の方は、あさか大師ホームページの「お問い合わせ」からご連絡ください。新しいご自分に出会えますことを念じてやみません。

3月の強運ランキング

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令和6年3月2日

 

3月5日~4月3日までが暦法での3月です。丁卯ひのとう四緑中宮しろくちゅうぐうの月で、西北が五黄殺ごおうさつ、東南が暗剣殺あんけんさつ、西が月破げっぱの凶方となります(写真)。

5日が〈啓蟄けいちつ〉という節になりますが、土の中で巣ごもりしていた虫が、春のきざしによって動き出す様相を表しています。つまり、正式な3月が5日から始まるのです。〈丁〉は環境の変化を、〈卯〉は門を開く意味です。また〈四緑木星〉は、自然界では風の象意で、環境変化の中で門が開かれ、風が吹く月であるといえましょう。あわただしい動きの中で、何やら波乱な警告が感じられます。

3月の強運ランキングは一位が五黄土星、二位が二黒土星、三位が三碧木星です。

五黄の人は努力の成果が報われやすい月です。実力が認められる好機といえましょう。特に目上や上司への配慮がポイントになります。ついでながら、「五黄の人はいつも五黄殺なのか」という質問をよく受けますが、何ら心配はいりません。ただ、五黄殺の方位には注意しましょうという意味です。

二黒の人は新しいスタート台に立って、前進する月となります。持ち前の地味な性格を存分に発揮し、ねばり強く進みましょう。人を立てれば、自分も立つと心得ることです。

三碧の人も運気好調です。行動力を生かして大いに飛躍しましょう。ただ暗剣殺が付きます。何ごとも慎重に進まねばなりません。短気は特に慎むことです。

そのほかの人はホームページの「今月の運勢」をご覧ください。簡単な心得が書かれています。

孔雀明王の秘法

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真言密教

令和6年2月27日

 

本日、金沢より真言宗僧侶の方がお越しになり、3名の方に〈孔雀経法くじゃくきょうぼう〉を伝授しました。〈孔雀経法〉とは孔雀明王くじゃくみょうおう(写真)への祈願法で、真言密教〈三箇大法さんかのたいほう〉の一つであり、秘法中の秘法とされるものです。その秘法を修すれば絶大な法験を生むがゆえ、特に国家的な危機を救う祈りとして、ひそかに修されてきました。

 

私がなぜこのような秘法を伝授したのかと申しますと、震災はもちろんのこと、戦争・コロナ感染が未だに絶えないからです。そして、私自身も毎日の祈りに、この孔雀明王の真言を加えているからです。

孔雀は毒虫を食すので、それが人間の三毒(貪瞋痴とんじんち)を食する鳥としてたたえられました。また、その名を「救邪苦くじゃく」とも表記し、邪悪な苦しみを救う深意が込められています。「孔雀明王」とは呼ばれるものの、不動明王などの忿怒ふんぬの〈明王〉ではなく、「みょう(真言)の威力にすぐれた王」の意味であることも知らねばなりません。ご覧のとおり、尊顔はやさしい菩薩形です。

私も心ある有縁の僧侶の方には、今後もこの秘法を伝授していきたいと思っています。また能登半島の被災地が、一日も早く復興しますことを念じてやみません。

御守が割れる!

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祈願

令和6年2月23日

 

御守おまもりはまた、「身代みがわわりふだ」でもあります。つまり、それを所持している人の身代わりになるという意味です。

具体的にお話をしますと、木札の場合、その御守が割れることがよくあります。割れるというと、「縁起が悪い」と思うかも知れませんが、そんなことはありません。御守が身代わりになって割れたのですから、とてもとても「ありがたい」ことなのです。

あさか大師でも、皆様がよくそんなお話をなさいます。特に〈ぎんなん御守〉〈交通安全御守〉などに多く見受けられます(写真)。通行中とか運転中であぶない目にあった時、所持していた御守がいつの間にか割れていることがあるからです。

御守はたんなる「グッズ」ではありません。読経や真言を唱えて開眼入魂したものには、必ず生きたはたらきがあります。決して粗末にしてはなりません。御守に対する心得として、理解していただきたいと思います。

御守を所持して、もし割れるような経験がありましたら、むしろ仏さまのご守護をいただいたと思いましょう。大切なことです。

融通への「金運宝珠護摩」

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金運

令和6年2月19日

 

昨日の「金運宝珠護摩」にも、大勢の皆様が参拝されました(写真)。

皆様にちょっとお話をしましたのは、お金に対して大切なキーワードである〈融通〉という意味についてでした。お金に対して最も間違った見解は、「相手がそんをすれば、自分に利益がある」という発想ではないでしょうか。たとえば、相手の人に少しでも高い値段で売りつければ、その分だけ自分がもうかるのだという考え方です。

しかし、これでは融通にはなりません。いずれは必ず自分の不当さが発覚し、うらみを受ける結果にもなりかねません。融通とは「け合う」という意味です。一方だけの利益で溶け合うことはありません。金運とは互いに利益を共通し合ってこそ生まれるからです。

「金運宝珠護摩」はそのチャンスに恵まれるよう修しています。もちろん、チャンスはただ待っているだけでは恵まれません。そのチャンスに恵まれるよう、皆様の背中を押すということなのです。共通の利益に恵まれ、金運が高まることを念じてやみません。

明日が「金運宝珠護摩」

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金運

令和6年2月17日

 

明日の午前11時半より、「金運宝珠護摩」が奉修されます。大勢の皆様がごいっしょに参拝されますので、早めにお越しください(写真)。

この「金運宝珠護摩」ではお護摩の炎に如意宝珠を観想し、金運のパワーが堂内に遍満するよう祈ります。ご参拝ができない方や遠方の方でも、あさか大師にお心を寄せる方なら、どなたも感応しますので、この時間に合わせてお祈りください。同じ時間に合わせることが大切です。

また、お護摩の読経や太鼓とは別の音楽が聞こえたり、合掌した手に金粉が付いたりすることもあります。不思議な霊験がたくさん届きますが、皆様の霊験をぜひお聞かせください。その霊験が新たな霊験を引き寄せ、また生み出します。

2月の伝道法語

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今月の伝道法語

令和6年2月16日

 

2月の伝道法語を、境内に掲示しています(写真)。

何をするにも、小さな積み重ねが大切です。一気に花開くことはあっても、それは小さな積み重ねがあったからです。だから、物ごとが一気に大成することはありません。

わずかな時間とわずかな努力が、ほんの少しの成果を生みます。そして、ほんの少しの成果が、やがては大きな成果となって実ります。つまり、大きな成果は小さな成果の積み重ねから生まれるのです。

千里の道も一歩一歩です。まずは、小さな積み重ねから始めましょう。

結願の「開運星祭り大護摩供」

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開運

令和6年2月11日

 

6日間の前行ぜんぎょうを終えて、本日は結願けちがん(7日目)の「開運星祭り大護摩供」を奉修しました。大勢の皆様が参詣し、力強い浄炎につつまれて、一同が随喜ずいきしました(写真)。堂内の空気が一変して、高貴なパワーが遍満したと思います。

また〈星供曼荼羅ほしくまんだら〉について説明し、参詣者が一同となって当年星(今年の当たり星)の真言をお唱えしました。星祭りは多くの寺院で奉修されますが、私は自分の著作に基づき、正しい法流を守りたいと考えています。あさか大師の「開運星祭り大護摩供」に、さらに多くの皆様が結縁けちえんされますことを願ってやみません。

この浄炎の気流に乗って、「大難は小難に、小難は無難」となり、盛運の皆様にはいっそうの幸運が訪れますことを祈念しています。そして、またのお参りをお待ちいたしています。

山路天酬密教私塾

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