炎天下の布施行②

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あさか大師

令和2年9月11日

 

昨日から僧侶志願ということで、札幌から男性の方がお越しになりました。面会しましたところ、大変に決意が固いので、受け入れようと思っています。札幌から月に一度通って来るとの言葉に、私の方が頭が下がりました。

また、十八道加行じゅうはちどうけぎょう(最初の行法修行)を二人のお弟子さんが結願けちがん(行法の成満じょうまん)しました。仕事を持ちながら自宅で励み、今日の結願を迎えました。自宅に帰れば疲れてもおりましょうに、大変なご精進です。

また以前に書きました土木工事にも、三名の方がご奉仕くださいました。炎天下でなかなか進みませんが、ブロック工事も最終段階に入りました(写真)。片づけをして土を入れれば、立派な花壇になります。

いつも思うのですが、修行らしいことも大切ですが、このような布施行こそお大師さまはお喜びになるはずです。法衣を脱いでの作務さむ(寺での作業)も大事な修行だからです。私もこの恩に報いねばなりません。とてもありがたいことです。

また、お弟子さんたちが滝修行を熱望しています。最初は私が先達を勤めることで、計画を進めています。私はお弟子さんたちを励ましますが、私もまたお弟子さんたちに励まされています。「持ちつ持たれつ」ということです。

山路天酬密教私塾

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