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あさか大師
令和5年1月9日
御守とはもちろん、それを持つ人を災難からお守りいただくものです。ただ、お守りいただくにもいろいろな姿があるのは当然です。人間どうしにしても介護や看病をするのもお守りですし、自らが犠牲になってケガをするのもお守りでしょう。
御守はよく「身代わり」になるといわれます。たとえば、その人が交通事故に遭った場合など、身代りになって二つに割れることがあります。これはその御守が割れるほどに、力学的な力が直接に加わったわけではありません。つまり物理上では説明がつきません。これが御守の不思議な霊験です。
あさか大師の御守の中では、「ギンナン御守」がその代表です(写真)。かわいらしいので人気がありますが、よく「ほんとうに割れました」といって取り替えにいらっしゃいます。
御守を大切にしていただき、また御守の霊験を知っていただくためにも、こうしたお話は大切なことです。私自身にも体験がありますが、まさに「身代わり」なのです。それだけに、御守は慎重に扱わねばなりません。