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あさか大師
令和4年8月21日
本日は第三日曜日で、午前中は作務の後の11時半より金運宝珠護摩(写真)、午後1時より光明真言回向法要を挙行しました。どなたでも参加できますので、このブログを読んだ方は、ぜひお越しください。また法要の後は、私の子供の頃の体験で、身近にあるものでお小遣いを稼いだお話をしました。何かのヒントになっていただければと思っています。
曇り空の中、むし暑い一日でしたが、それでも朝晩はわずかに秋の気配を感じます。そこで『古今和歌集』の名歌、「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる(藤原敏行)」が憶念されます。昔の人は秋の気配を風の音で感じたのです。何という奥ゆかしさでしょうか。目に見えるところは昨日までと何ら変わりはありません。だから、「目にはさやかに見えねども」と言っています。でも、どこかが違います。それは風の音だったのです。「おどろかれぬる」はビックリするのではなく、ハッと気づくというほどの意味です。まあ、これ以上の講釈はやめておきましょう。
夕方、またサイクリングをしました。残念ながら風の音はなく、武蔵野線の電車が猛々しく過ぎて行きました。