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健康
令和7年8月14日
酒粕の薬効については、秋田大学名誉教授・滝澤行雄先生監修の『酒粕の凄い特効』(宙出版)を読んでいただくのがよいでしょう(写真右)。また、カラー本では『酒粕のパワーでやせる! 健康になる!』(学研)などもおすすめです(写真左)。
酒粕の主な薬効を列記しましょう。
①インスリン様物質によって糖の吸収を抑え、糖尿病を予防する。
②γ(ガンマー)アミノ酪酸によって、血圧を下げる。
③システインプロテアーゼ阻害ペプチドによって、骨粗しょう症を予防する。
④ウロキナーゼの合成を促進させて、脳梗塞や心筋梗塞を予防する。
⑤カテプシンBを阻害し、花粉症などのアレルギー体質を改善する。
⑥NK細胞を活性化し、リンパ球のガン細胞を抑制する。
そのほか、老化防止・認知症の予防・うつ病改善にも大きな効果があります。また美容効果が高いことは、酒蔵の杜氏がシミひとつなく、すべすべの肌をしていることでも理解できましょう。すでに多くの酒造会社が化粧品を販売していますので、ネットで検索してみてください。そっとお話しますが、洗顔の後に柔らかい酒粕でパックをすると、個人差はありますが、この上ない美肌になります(秘密です!)
これほどに薬効のある酒粕は、日本の宝です。そして、酒粕をもっとも手軽に食用できるのが粕汁です。「人生の粕汁」は、私の生涯の健康源です。