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水子供養
令和7年8月8日
私は毎日、お大師様やご先祖への行法と共に、水子供養も実修しています(写真)。そして、水子供養は先祖供養と同様、とても大切なお勤めだと思っています。なぜなら、水子ほど不幸な〝いのち〟はないからです。
どんなに不幸な人でも、親から授かった名前があります。また、親と共に暮らした思い出があります。そして、死亡すればお骨があり、位牌があり、お墓があります。しかし、水子には何ひとつありません。これほど不幸な事実があるでしょうか。
子供さんの性格がすさんだり、非行に走ったりしたら、水子の影響があると考えねばなりません。そして、名前(戒名)をつけて供養してあげてほしいのです。そして、心にとどめ、忘れないでほしいのです。つまり、水子供養で大切なことは、この世に産まれた兄弟と同じように、親として接してあげることです。
あさか大師の水子観音堂には、お線香を供える方や、お菓子を持参する方がたくさんいます。心ある方は、ぜひお参りください。また、ホームページの「水子供養」もご覧ください。