水子供養で大切なこと
令和7年8月8日
私は毎日、お大師様やご先祖への行法と共に、水子供養も実修しています(写真)。そして、水子供養は先祖供養と同様、とても大切なお勤めだと思っています。なぜなら、水子ほど不幸な〝いのち〟はないからです。
どんなに不幸な人でも、親から授かった名前があります。また、親と共に暮らした思い出があります。そして、死亡すればお骨があり、位牌があり、お墓があります。しかし、水子には何ひとつありません。これほど不幸な事実があるでしょうか。
子供さんの性格がすさんだり、非行に走ったりしたら、水子の影響があると考えねばなりません。そして、名前(戒名)をつけて供養してあげてほしいのです。そして、心にとどめ、忘れないでほしいのです。つまり、水子供養で大切なことは、この世に産まれた兄弟と同じように、親として接してあげることです。
あさか大師の水子観音堂には、お線香を供える方や、お菓子を持参する方がたくさんいます。心ある方は、ぜひお参りください。また、ホームページの「水子供養」もご覧ください。
全員で読経する総回向
令和7年8月5日
8月2日(土)・3日(日)の午後1時より、総回向法要(先祖供養)を勤修しました。猛暑の中、大勢の皆様が参加し、一ケ月の供養紙(お札)を供え、その功徳を回向しました(写真)。
あさか大師での総回向は僧侶ばかりではなく、参詣者が全員で読経します。『般若心経』や光明真言には太鼓が入り、和讃(仏の教えをやさしく説いた詩文)は圧巻の響きで唱和されます。
その理由は、お大師様と僧侶とご信徒が融合するからです。僧侶と共に読経することで一体感が増し、参加意識が高まるからです。これによって堂内に読経のパワーが遍満し、法界の浄土となるのです。
参詣の皆様は近在はもちろんですが、中には2時間、3時間をかけてお越しになる方もいます。また遠方の方は郵送で参加し、同じ時刻にいっしょに祈ります。檀家制度はありません。入退も自由です。また、一ケ月2000円の供養料にも、多くの方が共感なさっています。このすばらしい先祖供養をご希望の方は、ホームページの「お問合わせ」からご連絡ください。
8月の伝道法語
令和7年8月2日
8月の伝道法語です(写真)。毎月、境内の掲示板でも公開しています。
プラス思考で、前向きに生きることは大切です。九星気学を活用して、吉方を生かすことも役立ちます。開運の宝石や、金運の黄色い財布も希望をもたらします。
しかし、最も大切なことは、毎日の心がけです。明るい笑顔で挨拶をしているか、玄間やトイレの清掃は行き届いているか、人としてのこの基本ができなければ、福も幸運もありません。
挨拶と清掃を見れば、その人がわかります。家庭も会社もわかります。明るい笑顔で挨拶をしていれば、必ず円満を呼びます。玄関やトイレの清掃が行き届いていれば、必ず繁栄を呼びます。
笑顔の挨拶なくして、福は訪れません。明るい笑顔と元気な挨拶を、福の神が喜ぶからです。玄関やトイレの〝気〟が悪くては、幸運の神は訪れません。これはどのような秘法にもまさる「開運の極意」です。極意は平凡で、身近で、誰にでもできることを忘れてはなりません。
8月の強運者
令和7年8月1日
8月7日から9月6日までが、暦法での8月です。五黄土星が中宮しますので、五黄殺と暗剣殺はありませんが、東北が月破となり、注意を要します(写真・下が北となり、一般の地図とは逆になります)。
8月の強運者は、一位が四緑木星、二位が三碧木星、三位が六白金星です。
四緑の人は東南(巽)にあって、順調な進展を遂げることができます。身辺のトラブルや悩みを解決する好機ともなりましょう。遠方からの仕事や情報、また友人や来客に吉報があります。アンテナを張って、見逃さぬよう心がけましょう。
三碧の人は東にあって新しいスタート台に立ち、大いに飛躍するチャンスを迎えました。ただし、冷静さと慎重さを忘れると墓穴を掘ります。短気は損気、口論や暴言は吉運を逃すので、自戒が必要です。
六白の人は西北にあって努力が実を結び、うれしい成果を上げることができます。目上の象意を伴いますので、上司との対人関係がカギとなりましょう。気配りを忘れてはなりません。
そのほかの方々は、ホームページ「今月の運勢」をご覧ください。衰運は根回しの月、段取りが大切です。つまり、いかに準備をするかが開運の秘決です。その準備しだいで、結果は大きく変わります。