「幸せホルモン」を増やす方法
令和6年1月28日
「幸せホルモン」のセロトニンを増やすには、太陽の光を浴びるのが一番です。特に日の出の輝きには、脳内環境を一変させる何かがあります。あさか大師での冬は正面より日の出がありますので、私は毎朝これを拝し、真言密教の特殊な日輪観を修しています(写真)。この後にお大師さまへのお勤めに入りますが、幸せでさわやかな気持ちになることは間違いありません。
セロトニンは闘争ホルモンのアドレナリン、恐怖ホルモンのノルアドレナリン、睡眠ホルモンのメラトニンなどを制御して、幸せな気持ちに導いてくれます。しかも太陽の光だけで増えるのですから、費用もかかりません。
このほか、ウォーキング・ストレッチ・スクワットなどの運動によって、またサプリメントまでも販売されていますが、太陽の光を浴びるのが最も簡単で誰にでもできる方法です。時間についてはいくつかの説がありますが、私は3分~5分ほどでよいと思っています。ぜひ試してみてください。
幸せな朝は、その一日を豊かにしてくれます。大日如来と日天の神さまから、幸せのパワーをいただきましょう。
幸せの「大師浄塩」
令和6年1月24日
お大師さまのお護摩でご祈願を込めた「大師浄塩」が人気です(下写真・一袋500円)。玄間の盛り塩として、トイレ・寝室・リビングのお清めとして、もちろん食用(2年天日塩)としてもお使いいただけます。
特によく眠れない方、移転してから体調がすぐれない方、部屋の雰囲気を変えたい方、妙な気配を感じる方など、ぜひお試しください。小皿にもって置くだけでよいのです(下写真)。皆様から「空気が変わります」と、よくお聞きします。太陽の光をじっくりと浴びた結晶塩だけに、強いエネルギーがあります。
〈幸せホルモン〉として知られるセロトニンは太陽の光を浴びると増加しますが、お護摩によってパワーが加われば、なおさらでしょう。この幸せの「大師浄塩」は、あさか大師の寺務所カウンターに置いています。遠方の方はホームページの「お問い合せ」からお申込みください(2袋以上)。郵便振込用紙をつけてお送りいたします。
如意宝珠の威光
令和6年1月21日
本日は雨天にもかかわらず、大勢の皆様が〈金運宝珠護摩〉にお参りし、如意宝珠の威光に随喜しました(写真)。
この金運宝珠護摩は、火中に如意宝珠を観想し、その先端より諸宝が湧出する観想をいたします。そして、その湧出した諸宝が、参詣者の皆様に感応するよう祈念しています。本日はその威光がことのほか強く、堂内に如意宝珠のパワーが遍満しました。
金運はただ単に、祈れば叶うというわけではありません。人が欲する何かを、人が喜ぶ何かを与えねば、お金は入りません。しかも、それは努力に加えた〈運〉の力、つまり、めぐり合わせのよさが必要になります。これは人の努力だけでは果たせません。この金運宝珠護摩は、その〈運〉を強めるために修しています。
私は、そのためにも功徳を積む心がけの必要性をお話しました。小さな親切、やさしい言葉といったあたたかい心がけが、実は大きな功徳を生みます。金運宝珠護摩に関心をよせるすべての皆様に、そんぽ功徳が及びますことを念じてやみません。
初大師の金運宝珠護摩
令和6年1月20日
あさか大師では明日、21日の初大師を兼ねて、年頭の金運宝珠護摩が奉修されます。お参りの皆様には全員、「金運銭」(写真)が授与され、多くの方々が不思議な霊験に浴しています。
現代はお金に対する偏見を除き、お金の本質を知り、お金に好かれる生活をすべきです。そのためにも、皆様の背中を押すパワーを与えるべく、この金運宝珠護摩を発願しました。金運は自己啓発やプラス思考だけでは容易に達成できません。このことを、どうかご理解いただきたいと思います。
お天気には恵まれない予報ですが、多くの皆様にお越しいただき、ご自身で初大師とお護摩の勝縁をいただきますよう、願ってやみません。
「一食布施」の義援金
令和6年1月17日
元旦から皆様に呼びかけておりました「一食布施」による能登半島大地震の義援金(124452円)を、石川県の被災地委員会に送金しました。「一食布施」とは一食分ほどの食費を施す運動で、あさか大師にお参りした方々にお願いしているものです(写真)。
人は何かを手に入れるために生きていますが、本当の喜びは与えることにあると仏教は説いています。これを〈布施〉ともいい、〈喜捨〉ともいいます。喜捨とは喜んで捨てるという意味ですが、捨てるとは、つまり与えることです。与えることに喜びを感じる時、人は得ること以上に心の充実を味わいます。この喜びを味わった時、その魂は一段と清まるのではないでしょうか。
まもなく大寒を迎え、被災地の皆様の困窮は察しても余りがあります。一日も早い復興をお祈りいたしますとともに、引き続き「一食布施」のご協賛をお願いしたいと思います。〈断捨離〉の理念は、家の中に限らず、私たちの心の中でこそ生かしたいものです。捨てることで得るものこそ、至上の宝です。
年頭の総回向
令和6年1月14日
あさか大師では昨日と今日、年頭の総回向(先祖供養)の法要を修しました。正月気分も薄れて大勢の皆様が参拝され、元気に読経し、光明真言をお唱えしました(写真)。
この先祖供養は単なる弔いでも、法事でもありません。皆様、ご自分のルーツである父母両家の先祖と共に、またお導師と共に人生を変える目標をもって取り組んでいます。関心のあります方は、ホームページの「先祖供養」をご覧のうえ、「お問い合せ」からご連絡ください。全国から大勢の皆様がこの先祖供養に共鳴し、共に励んでいます。
なお、元旦から呼びかけております「能登半島大地震」義援金としての「一食布施」が、124452円を集計しました。明日、石川県の被災地委員会に送金いたします。布施(供養)の実践が、すべての修行の根幹であることをご理解いただき、たくさんの方々にご協賛をいただきました。厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。
「天地人」で一番大切なもの
令和6年1月12日
私は毎月、あさか大師月報『香林』に「伝道法語」を発表し、同時に境内での「掲示伝道」としています。今後はこのブログでも紹介しましょう。1月は「天の時より地の利です。地の利より人の和です」と発表しました(写真)。
これは『孟子』の「天の時は地の利にしかず、地の利は人の和にしかず」から採用したものです。つまり、いつ始めるかの天の時を得ていても、地の利が悪くてはどうにもならず、地の利を得ていても、人の和が悪くてはどうにもならないというほどの意味です。
たしかに、私たちが失敗をする多くの原因は、パートナーや仲間どおしとの対立にあることは否めません。歴史をみても、滅亡の真因は(敵の攻撃以上に)自家の分裂にあったと納得されましょう。こうした事実は、私たちにも覚えがあることです。
八部どおり、九部どおりうまくいっていたのに、最後の最後に仲間割れをして失敗することもありましょう。チームワークの大切さは、何よりも重んじねばなりません。
新春護摩の威力
令和6年1月8日
今年もあさか大師の初詣に、たくさんの皆様がご参拝されました。新春護摩は午前0時から始まり、9時から随時に奉修されました。法螺の音や読経が響く中、力強い浄炎に一同が合掌して諸願成就を祈念しました(写真)。
厄除・災難除のお申込みが特に多かったことは言うまでもありません。いずれも、直接にご自分のことだからです。この世で最も大切なものは、自分自身です。そして、ご自分を大切にせずして、人を大切にすることはできません。「唯我独尊」とは「オレがオレが!」という意味ではなく、自分自身という存在の尊さを教えているのです。
新春護摩は節分(2月3日)まで続きます。ご自分のために、ぜひお護摩の威力に浴していただきたいと思います。そして、その功徳を家族や友人のために役立てていただきたいと思います。
1月の強運ランキング
令和6年1月4日
1月3日~2月3日までが、暦法での1月です。乙丑・六白金星の月で、東南(五黄殺)・西北(暗剣殺)・西南(月破)が凶方となり、注意が必要です(写真)。〈乙〉は草木の芽生えを、〈丑〉は〈紐〉の源字から結ぶという意味を示します。そして六白金星は〈天〉の象意で、高貴・健全・闘争などを意味します。したがって、今月は芽生えや成長への楽しみと、その葛藤が混合する月になります。
1月の強運ランキングは一位が四緑木星、二位が五黄土星、三位が八白土星です。
四緑の方は開運のスタート台に立ち、新しいことを始める好機となります。弁舌の才能を生かし、誠意をもって前進しましょう。情報や人脈を大いに生かし、増上慢を捨てて協力者との和合を心がけることが大切です。
五黄の方は運気好調で、対人関係も活発になります。その勢いから、信用や人気も高まることでしょう。他人の意見を上手に取り入れることが大切です。意外にも、思いがけない仕事やよい話が舞い込んでくるかも知れません。
八白の方は仕事にも趣味にも恵まれ、楽しみの多い月となります。人との交流も高まり、つき合いの多い月となります。ただし、浮かれ気分を慎み、羽を伸ばし過ぎぬよう自戒しましょう。また、娯楽に走っての散財にも注意が必要です。
このほかの九星の方はホームページの「今月の運勢」をご覧ください。また、年運での厄年・災難年に該当する方は、あさか大師でご祈願をしましょう。「厄よけのお大師さま」による、力強いご加護がいただけます。節分まで毎日、午前9時より午後4時まで受付をしておりますので、ぜひお越しください。
大日如来のご威光
令和6年1月1日
明けましておめでとうございます。新年を迎えまして、ご一同様のご健勝をお祈り申し上げます。
今年もまた、あさか大師より日の出を迎え、大日如来のご威光を拝しました。すばらしい輝きに浴し、さらなるパワーをいただきました(写真)。人生の幸せは、このような身近なところにあることを痛感しています。生きることの、生かされることのありがたさに、合掌をせずにはいられません。
これより新春護摩のご祈祷に入ります。辰年の勢いに乗って、龍神のような飛躍を遂げましょう。また厄年・災難年に該当する方は、「厄除のお大師さま」に参拝して、わが身に降りかかる苦難を力強く乗り越えましょう。
なお、新春祈願大祭は元旦より節分(2月3日)までの午前9時より午後4時まで、随時お護摩を修しております。皆様のお参りを山内一同、心よりお待ちいたしております。