続・すべての教えが行き着くもの

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先祖供養

令和7年7月9日

 

仏教では「六度ろくど六波羅蜜ろくはらみつ)」の教えを大切にしています。六度とは布施・持戒じかい忍辱にんにく・精進・禅定・智慧の六つの修行をいいます。布施とは与えること。持戒とは戒律を守ること。忍辱とは耐え忍ぶこと。精進とは一途いちずに励むこと。禅定とは心を統一すること。智慧とは仏の教えを体得することです。

最初の教えが布施です。つまり、布施の心がないかぎり、以下の五つの教えを守ることはできないという意味です。私たちは何かを得るために生きていますが、得るためには、まず与えねばなりません。そして、やがては与えることそのものに喜びを感じるようになります。

与えること、布施の喜びを得るならば、以下の教えは自ずから身につきましょう。諸願成就のご祈願も、先祖供養も施餓鬼も、すべては布施に行き着くからです。自分が持つ何かを与えねば、自分を変え、人生を変えることはできません。

あさか大師では、お導師と僧侶とご信徒が一体となって読経します。これはお大師様と一体になって布施に励むということです(写真)。

そして、お大師様に向かって読経をするうちに、お大師様が私たちのために布施をしてくださっているような境地になります。人生を変える境地です。

この「人生を変える先祖供養」をご希望の方は、ホームページの「お問合わせ」からご連絡ください。遠方の方でも、郵送で参加できます。お大師様の正しい法流で、ともに励みましょう。

山路天酬密教私塾

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