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先祖供養
令和7年7月28日
先祖供養にもレベルの違いがあります。
「先祖を大切にしています」とか、「お墓参りを欠かしません」といった考えも、ちろん大切です。しかし、「人生を変える先祖供養」として望むなら、これだけでは足りません。そこで、私がいつもお話しているポイントを列記しましょう。
①毎日欠かさず継続すること。命日の法事、お盆・お彼岸はこの国の立派な風習ですが、それだけでは人生を変える力にはなりません。毎日コツコツと続けることで、不思議な力が生まれるからです。
②プロの祈りと融合させること。真言密教のお導師は単にお経や真言を唱えているだけではありません。弘法大師の秘法を修して、直接に本尊様を迎え、供養をしてその功徳を回向するのです。ご自分だけの祈りとは、格段の差が生じます。
③父母の両家を供養すること。どなたにも必ず父母があり、その両家(直系)の血を受け継いでいます。母系供養が大切なのは、当然のことです。そして、あの世の姿がこの世に現われます。だから、この世を「現世」といいます。人はこの世とあの世を、共に生きているからです。
④叔父叔母(傍系)と水子の供養も合わせること。叔父叔母とは直接に血のつながりはありません。しかし、霊的なつながりは切れません。また、どの家系にも必ず水子がいます。あさか大師では先祖代々(直系)・先亡(傍系)・水子の供養が、一つのお札(供養紙)で修せます(写真)。
ご希望の方は、ホームページの「お問合わせ」からご連絡ください。供養料は一ケ月2000円です。遠方の方は郵送します。皆様には特に、難しい作法はありません。