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九星気学
令和6年4月18日
お釈迦様の涅槃像(最後のお姿)を見ると、北枕で西向きに寝て、たくさんの弟子僧がその死を悼んでいます(写真は法隆寺五重塔内)。
このお姿を九星気学で解釈すると、北の一白水星は寒冷を意味し、南の九紫火星は熱帯を意味します。つまり、〈頭寒足熱〉の教えにかなっているといえましょう。頭を冷やして足を温めるのが自然の摂理であり、健康の基本なのです。
「あらゆる病気は冷えが原因」「体を温めると病気は治る」などといわれますが、特に足の冷えは万病の元です。温泉で足湯につかるだけでも健康になるではありませんか。
死者を北枕にするのも、このお釈迦様の涅槃像がその由来といえましょう。「北枕は縁起が悪い」などという方がいますが、とんでもない誤解です。皆様もぜひ北枕で頭を冷やし、足を暖かくしてお休みください。特に眠れないという方にはおすすめです。
ついでながら、西向きは七赤金星の喜悦を意味し、喜びと楽しみの〈西方浄土〉に向かうことになりましょう。今夜から、ぜひお試しを。