日本第一の偉人

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人物

令和元年8月19日

 

日本の歴史上、最も偉大な人物を一人あげるとすれば、私は弘法大師空海(以下、単に大師とします)であるとお話しています。自分の宗祖でもありますが、どのような角度から考えても、大師の右に出る人物はおりません。レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロと並ぶ、世界史上の巨星でもあります。

もちろん、歴史ファンなら織田信長・豊臣秀吉・徳川家康といった戦国武将や、西郷隆盛・坂本龍馬・勝海舟といった明治維新の立役者をあげるでしょう。そのほか時代を問わず、考えられる人物は何人もいます。しかし、その人間的品格・生涯の業績・後世への影響などを照合すると、大師をおいてほかに求めようはありません。

大師は仏教的な業績にとどまらず、天皇の顧問でもあり、教育者でもあり、文学者でもあり、書道の大家でもあり、土木事業の指導者でもありました。このことは、たとえば聖徳太子や二宮尊徳などと比較しても、そのスケールの大きさははかり知れません。単に真言宗の宗祖とするには、あまりにも偉大であり過ぎます。

今日、大師の人気は欧米にもおよび、高野山は外国人であふれるばかりです。特に紀伊山地のひとつとして世界遺産に登録されて以来、この様相はますます増大しました。高野山を訪れた外国人は本国に帰るや、「日本へ行ってクウカイに会って来た」と自慢することでしょう。

大師のお姿を描いた絵を〈御影みえ〉といいます。平成23年、私は大師の御影に関する考証をまとめて『弘法大師御影の秘密』(青山社)を刊行しました。そのおり、私の考証に基づいて真鍋俊照画伯に描いていただいた御影が「あさか大師」のご本尊です。いつでも、誰でも拝見できますので、皆様もぜひお越しください。

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