日本の英知

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宗教

令和元年8月18日

 

今日も炎暑の一日でした。それでも毎月第三日曜日の恒例行事に、皆様がお集りくださいました。小さなお孫様までもご参加いただき、いっしょに回向の読経をしました(写真)。

お子様やお孫様がこのような行事に参加すれば、教えずともご先祖を大事にするようになります。そして、両親がその両親を大事にする姿を見れば、ご自分が大人になった時、必ず両親を大事にします。お寺の行事はここがすばらしいのです。楽しく参加し、読経や太鼓の響きを記憶し、法話を聞いたりお菓子をいただいて過ごすうちに、自然に身につくものがあるからです。道徳は言葉で教育をしますが、宗教はその儀礼によって無理なく教育ができるのです。だから、人間社会には宗教が必要なのです。

日本人はよく〈無神論〉であるとか〈無宗教〉であるとか言いますが、外国人からすればおかしな人種です。また、それはとても恥ずかしいことです。この国は遠い先祖を神棚かみだなに、近い先祖を仏壇ぶつだんにおまつりして来ました。これは世界に誇れる日本の英知なのです。

お盆は過ぎましたが、どうかご先祖を大事にする姿を、お子様やお孫様に見せてください。そのためにも、ぜひお寺にお越しください。

山路天酬密教私塾

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