カテゴリー : 護摩

右往左往(うおうさおう)

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護摩

令和元年5月3日

 

お護摩のご祈願する場合、必ず願目がんもくが入ります。つまり、護摩札であれ護摩木であれ、ご祈願の主旨を宣言するわけです。

護摩札の場合は病気平癒や商売繁昌といったように、総体的な願目を書きます。護摩木の場合は、たとえば「〇〇病早期回復」「〇〇医師、〇〇手術成功」や「㈱〇〇雇用促進」「新商品〇〇売上向上」といったように、より具体的に書きます。これによって何を目的にご祈願をするのか、明確にして集中力を高めるわけです。

実は、人の心は意外に集中しません。本来の目的を失って右往左往うおうさおうすることが多いのです。
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大太鼓

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護摩

平成31年4月30日

 

護摩壇の脇にけやき製大太鼓があり、毎日のお護摩に用いています(写真)。

大太鼓

およそ人の心を鼓舞する音として、和太鼓ほど勇壮なものはありません。腹の底から意気が高まり、一挙にボルテージが上がります。お護摩のご祈祷には欠かせぬ法具といえましょう。だから、戦場で打てば、勇猛心が高まったのです。
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「あさか大師」のお護摩について

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護摩

平成31年3月30日

 

「あさか大師」のお護摩について、その特徴をお話しいたしましょう。

まず、願目(お願い事)が普通の祈祷寺院の三倍はございます。

なぜかと申しますと、護摩札では一般と同じように「病気平癒」や「商売繁昌」と浄書されますが、皆さまがご自分でお書きになる護摩木(添え護摩とも申しまして、護摩の炎の中に投げ入れるお札)には「病気平癒」なら手術成功・薬力相応・炎症消除・血圧正常・食欲増進・リハビリ成就といったように、また「商売繁昌」なら顧客増大・売上向上・契約成就・資金順調・人事円満・対人友好といったように、望むことをより具体的に書くからでございます。
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