運命のルール

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人生

令和3年5月29日

 

「すべては預かりもの」だとお話をしました。そして、あらゆる所有は永遠のものではなく、所有するにふさわしい人の預かりものとなって、また次の人の所有になるとお話をしました。極論を申し上げれば、人はこの世で所有するものなど、何一つないのです。人は自分にふさわしいものを、ふさわしい時に、ふさわしい所で、一時預かりをしながら生きているのです。すべてがそうなのです。お金も物も、結婚した相手も友人も、自分にもっともふさわしい縁で、今ここで預かっているのです。この事実を何と思うでしょうか。

ただ、ちょっとだけ例外があります。運命は時として〝ふさわしくない〟人物に預かりものをさせるからです。つまり、運命の悪戯いたずらです。その一つがギャンブルです。ギャンブルには能力も必要でしょうが、そのほとんどは偶然の産物です。宝くじもまた同じで、これは百パーセント偶然に過ぎません。

断言しますが、ギャンブルや宝くじでざいをなすことは絶対にありません。ギャンブルで一時的に大金持になっても、そんな生活が長く続くでしょうか。お金がなくなると、味をしめたギャンブルにまた手を出すのです。そして、最後には一文なしとなって、人生そのものすら失うのです。

宝くじで一億円を当てた人が幸せになるでしょうか。ふさわしくない人がそれを所有すれば、運命のルールが狂うのです。運命のルールが狂えば、人生も狂い、必ず不幸になるのです。食べてはいけないものを食べれば胃が痛み、下痢げりき気をおこすでしょう。それと同じです。一億円に群がる人の憎愛ぞうあい怨恨えんこんを生み、トラブルを生み、殺人事件にまで発展するのです。

あり得ないこととは思いますが、もしも、もしも皆様が宝くじを買って一億円を手に入れたなら、スグにでも社会に還元することです。ユニセフにでも赤十字にでも寄付をすることです。そうすれば、運命のルールは狂いません。もっとも、あさか大師に寄付をしてくださるなら、私がさらにいい方法をソッと教えましょう(笑)。こんなことを言う人はいませんが、私にはその自信があります。なぜなら、この世のものをあの世にも持ち越せる唯一の方法を、私が知っているからです。これはお大師さまにお使えしなければ、言えないことです。

いつもお話をしますが、自分とは〝みずからの分〟なのです。自分にふさわしいものが、ふさわしい出来ごとが、ふさわしい人物が、目の前に現れるているのです。そんな自分を好きになってください。それを忘れて、おかしなことを考えてはなりません。困った人になってはいけません。そうでしょう、皆様。

山路天酬密教私塾

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