住職の葬儀

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令和3年4月1日

 

なかなかブログが書けません。私は現在、真言宗の住職が遷化せんげ(他界)した折の、葬儀次第を執筆しているからです。

皆様の家で葬儀をする場合、今はほとんどセレモニーホールや斎場を選ぶでしょう。しかも、一人の僧侶によって執行されましょう。ところが、各本山から出版されている葬儀次第は、何人もの伴僧ばんそう(読経する僧侶)がいなければ修せません。そこで私はかつて、『独行葬儀次第』という一人の僧侶でも修せるよう工夫した著書を刊行しました。この著書は多くの真言宗僧侶の方に使用していただいており、私は光栄に思っています。

同じように、住職が遷化した場合の葬儀はどうなのでしょう。実は、こちらも明確な葬儀次第がないのです。また、僧侶は師僧(住職)に対する報恩供養も必要です。いずれにも対応できるよう、もっか悪戦苦闘しています。四月半ばの脱稿を目ざしていますので、いましばらくの猶予ゆうよをください。

山路天酬密教私塾

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